HOME > ブログ > プレゼンテーション てっぺんのないピラミッドになっていないか 2020年7月16日 てっぺんのないピラミッドになっていないかロジカルな1分ストーリーを考える端的に話せない人、頑張って話しているのにさっぱり伝わらない人は、「てっぺんのないピラミッド」になっていますたとえばよくあるのは、「Aさんもいいと言っていました」「お得意さんも喜んでいました」「実際に数字も上がっています、以上」で終わる人。聞いている人は、「で?」ってなりますロジカルシンキングを多少なりとも勉強した方は、ピラミッドストラクチャーを学んだ方も多いと思います。初めて聞く方のために簡単に説明すると、話には結論と根拠があり、その結論を一番上に、根拠をその下に並べたものです。根拠は複数あることが多いので、三角形、つまり、ピラミッドのような形をしているので、「ピラミッドストラクチャー」といいます「で?」と言われる人は、ピラミッドでいう「根拠」だけがあり、結論がありません。「Aさんがいいと言っていた」「数字が上がっている」など事例やデータをいくら重ねても、相手はこのデータや事実から、何を読み取ればいいのかまったくわかりません。だから、「で?」となってしまうんです逆にいえば、このピラミッドがしっかり組めれば、話が長くなったり、伝わらなかったりすることはなくなります。「これが結論です」「理由はAでBでCだからです」「わかった、了解」これだけですよく「1分間スピーチ」とか「1分で考えよ」とか言われますが、その根幹はここにあります。まず伝えようとすることの骨組み、つまり、結論と根拠のセットを構築します。これができれば驚くほど説得力を増す伝え方ができますそのキーワードが、「ピラミッドでロジカルにストーリーを考えよう」です。「ロジカルに考える」と書くと難しそうですが、そんなことはありません。意味がつながっていればロジカル、それだけでかまいません。型にはめて、「ロジカルに」考える癖をつけましょう。これができれば、確実に説得力が増す話をすることができるようになりますまずは「考える」ということはどういうことかを考え、次に「ロジカル」というのはどういうことかを考え、そのうえで、ロジカルに考えてストーリーをどう組み立てるかを探っていきましょうビジネスシーンで役に立つ笑いのスキルを身に付けるセミナーを開催しています尚、7月度もオンライン(ZOOM)開催です Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする -プレゼンテーション