ビジネスの「面白い」とは、「funny」ではなく、「◯◯」である。
さて、一言で「面白い」と言っても、日本語の「面白い」には様々なニュアンスがあります
例えば、 考えさせられる本を読んだときの「面白い」
お笑い芸人のコントを見て笑い転げるような「面白い」
ハラハラドキドキする映画の感想としての「面白い」
などなど。
日本語では1つの「面白い」で複数の意味を表しているのに対して、
英語ではそれを使い分けていますので、それぞれの違いをご紹介しましょう
■ interesting ■
知的な興味や関心を引く議論や書物の内容、新聞の記事、理科の実験などが、それを見た人に「興味を抱かせる、関心を起こさせる」という意味を表す語です。
知的な興味や関心を引くので、興味が湧いて面白いと表現されます。
「面白おかしい」とは関係がありません。
■ funny ■
滑稽で「おかしく笑いを誘う」という意味です。
おかしな光景や、面白いジョークに対してなど幅広く使えます。
■ hilarious ■
「大笑いを誘う」
「funny」よりもさらにワハハと爆笑する面白さ。
「funny」では物足りないときによく使われます。
■ amusing ■
「面白い」「楽しい」
娯楽的な面白さの表現。
人を楽しませたり、笑わせたりするニュアンスです。
■ entertaining ■
「愉快な」「面白い」
こちらも娯楽的なニュアンスが強い表現。
「entertain」は「楽しませる」という意味。
■ exciting ■
「興奮させる」「わくわくする」
わくわくしたり、興奮するような面白さは「exciting」が適切。
■ comical ■
「滑稽な」「おどけた」
思わず笑ってしまうような面白さの表現。
日本語の「コミカル」とほぼ同じです。
など、たくさんの表現があります
それでは、ビジネスシーンで求められる「面白い」とは、いったいどれのことを指すのでしょうか?
それはずばり、「interesting」です
人の感情、喜怒哀楽をしっかり動かすものが、ビジネスシーンに相応しい「面白い」であり、
「interesting」には、苦痛を取り除き、やる気を起こさせる効果があるのです
当ブログでも度々お伝えしておりますが、
プレゼンテーションの目的は「聴き手に行動してもらうこと」です。
そのために、聴き手の興味を惹きつけて、行動する気を引き出すために、「interesting」が必要となります
私自身、「ビジネスシーンで役に立つ笑いのスキルを教える熱きプロフェッショナル」と名乗っておりますが、
あくまでも「funny」な奴が「interesting」を追求しております
ビジネスの「面白い」とは、「interesting」なので、あーる
※↑この言い方は「funny」か「comical」です。
ややこしや〜
ビジネスシーンで役に立つ笑いのスキルを身に付けるセミナーを開催しています
尚、8月度もオンライン(ZOOM)開催です
