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Laugh Lab(ラフラボ)です☆
もはや説明不要と思いますが、アメリカ合衆国の実業家であり、アップル社の創業者。
今日は、そのジョブズのドキュメンタリー映画について、ご紹介したいと思います。
タイトルも「スティーブ・ジョブズ」と、超ストレートなものです笑。
僕はこの映画を見て、頭を鈍器で殴られた様な衝撃を受けました。
起業家に必要なものは何か、それをどう活かし、どう進めていくのか等、数々のインスピレーションと気付きを与えてくれます。
この映画を見れば、厳密には「ジョブズ=アップル社製品を開発した技術者」ではないということがよくわかります。
「Musicians play their instruments. I play the orchestra. (音楽家は楽器を弾く。僕はそれらを束ねる指揮者なんだ。)」
この言葉からもわかる様に、ジョブズは自分の描いた夢を、プロに実現させるプロなのです。
夢を叶えるのに、ビジョンがあれば、その為の技術は必要条件ではないのです。
それができる人に任せればいい。
(ちなみに、同様のドキュメンタリー映画である「バトル オブ シリコンバレー」では、ビル・ゲイツが、商品が出来上がっていないビジョンのみの段階でも契約を締結するシーンがあり、これにはとても驚かされました。こちらもぜひあわせてご覧頂きたい。)
ここでのジョブズの、適材を見つけ出す視点、その人を口説き落とす、人の心を揺さぶるプレゼンテーションは必見です。
また、ジョブズは盗作の天才でもあるのです。
ジョブズは何もないまっさらな状態からアップルを作ったのではなく、既存のものを組み合わせることで新しい価値を創造することに成功したのです。
例えば、当時は革新的だったMacintoshのマウスでクリックするモデルも、アップル社ではなくゼロックス社が開発したものでした。
ゼロックス社が「使えないからいらない」としたこのモデルを、ジョブズがタダ同然で貰い受け、それを自分の開発していたものに組み入れたのです。
しかし時を同じくして、Macintoshのシステムを盗み、マイクロソフト社がWindowsを発表します。
この時ジョブズがビル・ゲイツを泥棒と罵り激怒するシーンはとても興味深い。
ピカソの名言にも、
「優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」
とあります。
さらにジョブズは一度成功しても足を止めない。
誰よりも早く、次の新しい夢に向けてスタートを切っている事がわかります。
時代を変える人のスピード感も肌で感じ取れます。
その他にも、知られざる彼のエピソードや、その傍若無人ぶりを垣間見ることが出来るという意味でも、この映画を観る価値は大きいと思います。
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