働くを、もっと面白く。
Laugh Lab(ラフラボ)です☆
新型コロナウイルスにより異例の延期となってしまった東京オリンピック。
実は、自称「お祭り男」である僕は観戦チケットを応募したのですが、昔からこういうところの運は神がかっていて、
なんと「男子サッカー3位決定戦」と「男子400Mリレー決勝戦」がW当選しました

厳しい勝負の世界に身を置き、そこで人生を賭けて戦い続けてきた天才たち。
彼らの鬼気迫る執念と熱い想いは、観る者の心をグッと引き寄せるものがあります。
どんなドラマが繰り広げられるのか、今からとても楽しみです
さて、
1998年の長野オリンピックでは、日本ジャンプ陣は団体金メダルをとり、個人もメダルラッシュで大勝しました
しかしながら、その栄光も長くは続かず、それ以降はヨーロッパ勢が台頭し、日本は長い低迷期に入りました。
ヨーロッパ勢が3倍の努力をしたからでしょうか?
実際はそうではありませんでした。
ヨーロッパ勢は、競技の前提となる「ルールを変えた」のです。
ヨーロッパ勢が主導すると言われる国際スキー連盟が、スキー板の長さに関するルールを、背の高いヨーロッパ選手が有利になるように変更したのです。
日本から見ると面白くない話ですが、ビジネスの勝者となるセオリーで考えると、非常に示唆に富む逸話だと思います。
10個のねじを締めることを考える時、
日本人は一生懸命に練習して技術を磨くことを前提とし、
アメリカ人は一気に10個のねじを締めるマシンをつくろうとすると言います。
これこそまさに前提の違い。
このケースでたとえられる日本人は、「技術を上げる」ことをよしと考え、
アメリカ人は、そもそも「技術を上げねばならない」という考えを悪としている前提です。
どちらが正解、というわけではありません。
大事なのは、前提を疑うこと。
強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。
フランツ・ベッケンバウアー
ゲームのルールを変えられないか?
最後に勝つのは、「ルールを疑う人」です。