大阪は吉本新喜劇。
あの伝説のネタ、「乳首ドリルせんのかい!」。
本当に面白くて、思いっきり笑いました。
そして、たくさん笑った後のこと。
ふと、日々の悩みを客観的に見ている自分がいて、気持ちが楽になっていることに気がつきました。
洗練された素晴らしくくだらないネタを目の当たりにして、自分の悩みまでくだらなく感じたのでしょうか(笑)
何はともあれ、精神的に本当にギリギリだったところを、笑いに救われた瞬間でした。
いわば、すっちー&吉田は、私の命の恩人です。
現在、日本は自殺大国と言われていますが、笑いはその救世主になるのです。
さらに、笑いの力を思い知らされた私は、
「仕事をもっと面白くできないか」
と、ビジネスシーンで役に立つ "面白い" を真剣に学び、
それを日々の業務へ、積極的に取り入れていきました。
すると、営業成績ではまだまだ十分な結果を残せていませんでしたが、
上司に呼び出され、同年代の優秀な社員達より先に、重要施設の担当者に抜擢されました。
「他に優秀な社員がたくさんいるのに、なぜ自分なのでしょうか」
その理由を聞いたとき、次の様な言葉が返ってきました。
「お前のせいで人事委員会は相当もめたが、お前の可能性に賭けた。
お前の仕事はみんなが見ている。お前の成功はみんなが待ってる。
だから、死んでも結果出せ。」
はじめて会社で泣きました。
抜擢されたことも嬉しかったのですが、
何より、結果が出なくても、自分を見てくれていたことが嬉しかったのです。
辛いこと、苦しいこと、悔しいこと、本当にたくさん経験しましたが、
震えるほどの喜びは、この日がはじめてでした。
可能性とは、言い換えれば、
「何かやってくれそう」
「わくわくさせる何かがある」
「面白そう」
ということ。
職場で面白いと思わせる「ユーモア」を発揮し続けたことで、
可能性を感じさせる「面白そうな奴」になれたのです。
みんな面白いことが大好きです。
面白い奴と仕事がしたいのです。
だから、ユーモアのある人材には注目が集まります。
実際に、ユーモアのある人材の特性として、以下の様なものが挙げられています。
・枠にとらわれない自由な発想ができる。
・斬新な切り口から問題解決ができる。
・逆境や変化に強く対応できる。
・信頼を集めリーダーに向いている。
・間違いを恐れない。
・病気になりにくい。